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2008年12月23日 (火)

スローモーション

中森明菜の歌の事ではありません(笑)

Mr.Childrenのニューアルバム『SUPERMARKET FANTASY』、
初回限定版のDVD、 MUSIC CLIPS 2007-2008 を、観ました。
収録曲は5曲。シングル4曲+『エソラ』。
筆者はどれも完全にみるのは初めてのものばかりでした。

総評から言うと、ズバリ、“スローモーション”。
この効果が抜群に効いています。すごく筆者好みです。

最もそう感じたのが、『GIFT』。
有名役者もない、セットもない、なんでもない映像なのに、
最新鋭の(と思われる)超ハイスピードビデオカメラで録画、
そしてスローモーション再生。もうこれだけでドラマなのです。

水という、形の無い透明と、人間の表情。
そしてミスチルの歌。どうしてでしょう、
これしか無いのに、ドラマチックで、涙が出てしまいます。
この映像を観て、この新しいアルバムの価値観を再認識したのでした。

ラストのAメロで、感極まるように出来ているのも、にくいですね。

もう1本は、『エソラ』。
ジャケット写真や中の写真の世界観が映像として動いていて、
この歌が“SUPERMARKET FANTASY”のタイトルソングなんですね。
ジャケットの写真だけ見た限りでは、意味不明な絵でしたが、
(もちろんビデオクリップも意味不明といえば不明ですが、)
スローモーションで溢れる色彩とキラキラが、
このアルバムの勢いや華やかさを象徴しているように思えます。

この曲自体も、キャッチーで躍動的な曲なので、
映像と見事に合っていますね。ワクワクしてきます。

さて、「ズルいなあ」と思ったのが、『花の匂い』。
ストーリーの後半は意味がわかりませんでしたが、
号泣です。思い出すだけで泣けてきます。
モノトーンのアニメーションに、赤と黒、
そして、白い花。
明確な意味のわからない後半で、感情が溢れ出してしまいます。
そしてミスチルの歌。
パブロフの犬じゃないけど、この歌を聴くと、あの映像が浮かんできて、
また涙が出そうになってしまいます。
「泣かせる気満々」の確信犯?それとも筆者の心情がちょっと変?

きっとハッピーエンドでありますように。そう信じて、その為の、涙。

ちなみに『旅立ちの唄』は、ライブバージョン、
『HANABI』は、まぁよくメディアに出てくる、あれ。

しかし、全体を通して、納得いかないのが、画面サイズ。
16対9のアスペクト比なのに、16対9の画面で見ると、額縁映像に。
なんじゃそりゃ。なんだかそれだけでガッカリでした。

さて、いろんなネットショップでは、まだまだ定価で
売られている店もありますよ、初回限定盤。
あ~でもいつかブルーレイで発売される事でしょう。
その時はぜひ適正価格でよろしくお願いしたいですね。

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2008年12月21日 (日)

古川初穂トリオ

レコーダーが、またまた則竹裕之さんを録画してくれました。

『古川初穂ピアノトリオ』。
ピアノ、古川初穂氏。
ベース、則竹さんと共にT-SQUAREの黄金期を支えた、須藤満氏。
そしてドラムス、則竹裕之氏。

このユニットは、いわゆる“フリージャズ”というジャンルに入るのかな?
小さなライブホールで、しっとりと進行する大人っぽい雰囲気のセッションでした。

…しかし、ごめんなさい、これは筆者には『難しい』。
もともとフリージャズは苦手なのです。
曲構成やコード進行がわかりやすい曲を好んで聴くために、
リズムも曲進行も掴みにくいジャンルの曲は、筆者には難解に映るのです。

きっと上質な音楽なんだと思うんだけれど、ごめんなさい~って感じです。

則竹さんといえば、前回紹介した“森BOX”が発売されていますが、
やっぱり12,000円超は高いです。手が出せません~。残念。

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2008年12月15日 (月)

『SUPERMARKET FANTASY』Mr.Children

ミスチルのニューアルバムが発売されました。
“初回限定盤”という響きに弱い筆者は、Amazonでその存在を知りながら、
ついついボーッと予約せず過ごしていましたが、
発売が近くなってくると予約不可状態に。
あららやっぱりボサッとしているとダメですね。

でも、先日、ビックカメラにふと立ち寄ってみると、
あるわあるわ、陳列されているほとんどが初回盤。なんのこっちゃ。

さっそく購入し聴いてみるものの、
う~ん、聴き込まないうちのレビューはなかなか難しいものです。
期待値に届かないインパクト、というか、
筆者の今の精神状態がミスチルを全て受け入れる訳じゃなくなっているのか。

前作『HOME』よりは、格段に筆者好みになっている気がします。
グッとくるフレーズが多い、味が濃くなっている(気がする)、などなど。
でも、なんだかサラッと聞き流してしまいます。なんでだろ。
シングル曲『花火』はよい歌だとは思いますが、サビのコード進行が
筆者好みの(良くある)パターンに収まっている「だけ」といえば「だけ」。

決して否定するつもりは無いのですが、心打たれない自分が残念、というか、
なんだか今はそんな気分です。
何度か聴きこむうちに印象が変わったら書き直そうっと。

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2008年12月 6日 (土)

森LIVE 2008

我がレコーダーが、おまかせ録画で撮ってくれました。
『森LIVE TOUR 2008 - The life of the forest』。

前回のライブ映像は途中から、しかも録画できずに、
1回のみ見ただけですが、その印象は強烈でした。
でも今回は録画済の映像なので何回でも見る事ができるのです!
でもハードディスクの中だけハイビジョン、のDVDレコーダー。
しかも冒頭の数秒間が連続録画の関係で撮れてないし。残念。

さて今回は2008年のツアー映像という事で、
前回見たライブとは違うもののようです。
前回は当ブログで「ジャズというよりヒーリングに近い雰囲気」と
評していたのですが、今回の印象は「フュージョンに近いジャズ」
という雰囲気でした。つまり、より筆者好みに近づいた感じ。

おまかせ録画のキーワードは、もちろん“則竹裕之”さん。
でも今回はドラムスソロはありませんでした。ん~残念。

でも、前回見た時より、格段にメンバー個々の魅力が際立っています。
筆者が好みとするフュージョンの中では、なかなかストリングスは
出てきませんが、このユニットにはチェロ奏者 柏木広樹 さんが中央に。
同世代なら「G-CLEFF」というストリングスバンドの名を聞いた事があるのでは?
そしてコントラバスの 西嶋徹 さん。弓、チッピカート奏法はもちろん、
番組序盤では6弦エレキベースも。安定した豊かなベースが心地よいです。

ギターの越田太郎丸さんは、ナイロン弦のアコギとクラッシック奏法で
穏やかで癒しの音色を奏でる一方、エレキでカッコイィ一面も見せてくれる
テクニシャン。
青柳誠さんは、ピアノ、エレピ、そしてピアニカと、鍵盤担当ならではの
様々な表情で楽しませてくれます。
ジャズっぽい雰囲気がこのユニットにピッタリですね。

そして、我らが則竹裕之さん。ソロが無くてやや出番が少なく(?)残念。
もちろんテクニックや安定感は超一級。
フュージョン系とは違い、ライドやリムショットが多用され、
そういう意味では普段と雰囲気の違う則竹さんが堪能できます。

今回の番組のハイライトは、なんと言ってもラストナンバー、『Chocolate』。
なんと途中からエレキ登場、ロックに大変身。
ライブならではのトラブルもあり、これがまた盛り上げます。
各人のソロはまさに圧巻。でもドラムスのソロは無し。。。残念。
でも、熱くなります! 前回番組の「ヒーリング」的な印象とは逆に。

さて、このユニット『森』、新作が発売されるとテロップが。
“森BOX”。今回の番組の舞台だった、「STB139」のライブを完全収録。
そして新作CD、その他CDが2枚、その他写真集と、オマケ。

でも、Amazonでも12,000円もしてしまう! ちょっと高いよ~。
ブルーレイならまだしも、DVD1枚・CD3枚でしょー。うーん。
値段による機会損失ほど演奏者にとって勿体無い事は無いと思うんだけど。
そうでなくてもCDとブルーレイは今年も散財しまくりなので。。。

でもでも、かなりオシャレなユニットです。
機会があればぜひご試聴あれ。

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2008年12月 4日 (木)

名盤紹介★『BEYOND THE RIVER』 和泉宏隆トリオ

さてさて。元 T-SQUARE のキーボード 和泉宏隆 さんの率いる
和泉宏隆トリオの第3弾、『BEYOND THE RIVER』、発売です。
まだ初めて聴いている最中の音楽を“名盤紹介”というのも拙速ですが、
まぁ筆者にとって間違いなく名盤入りする事が確実なもので。

メンバーは、
『LIGHTS IN A DISTANCE』、
『A SQUARE SONG BOOK』と同じく、
前作同様、6弦ベース 村上聖 氏、ドラムス 板垣正美 氏、
そしてピアノ 和泉宏隆 氏による、トリオ・アンサンブルです。

作品の雰囲気はキープコンセプト。今回はほぼ全て新しい曲のようです。
10曲中8曲が和泉氏作曲、2曲が村上氏作曲。

冬にリリースされた、このアルバム。
目を閉じると白銀の世界。あぁ、美しすぎます。切ないほどに。

ただ、客観的な感想としては、今回の作品は全体的に平たいというか、
心にグッときたりジーンときたり、という印象は薄めです。
かなりあっさり味で、日常のBGM的存在というところでしょうか。
フュージョン的なメリハリより、ジャズ的なしっとり感のほうですね。

曲調は、全体的に、冬というより春っぽいイメージ。
T-SQUAREのアルバム『NATURAL』の4曲目『WHITE MANE』のような感じの、
明るく暖かな印象の曲が多いです。

もちろんそればかりではありません。
例えば4曲目は、沁み入るマイナー・バラード。これがまた美しいのです。
和泉さんのピアノは常に「切なく美しい」んですよね。

9曲目は、PYRAMIDの曲のセルフカバーですね。
どちらのバージョンも素敵ですね。

やや残念なのが、いわゆるライナーノーツに、
前作のような和泉さんのコメントなどが一切無い事。
必要最低限の情報だけが書かれていて、ちょっと寂しいです。

とは言え中身は“上質”そのもの。
前2作品と共に、ぜひ皆さんに聞いていただきたい作品です。

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