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2011年5月21日 (土)

不思議の国のヒロコの不思議

谷山浩子さんの独特の世界観を深めている、アレンジ。
特に、『眠れない夜のために』から、しかしこのアルバムはピアノ主体なので、
実質的には『空飛ぶ日曜日』から、アレンジのほとんどを手がけているのが、
石井AQ氏。
この人と谷山浩子さん本人とのアレンジのおかげで、
その世界観は更に孤高の存在となりました。

それは裏返して言うと、“万人受け”から更に遠のいた、という言い方も。

話変わって、1987年1月、NHK-FM で放送されたラジオドラマ
『不思議の国のヒロコの不思議』という番組がありました。
主人公ヒロコ役には、女優の三田寛子さん。
番組のテーマソング『MOON SONG』も、三田寛子さんが歌っていました。

このアレンジ、筆者はとても気に入っていました。
特にサビ部のリフレインで後奏に入って、子役の声でエンディングロールが
語られる瞬間は、グッと来たものです。心地よい余韻に包まれます。

同年9月に発売されたアルバム、『透明なサーカス』。
この中に、谷山浩子さんが歌う『MOON SONG』が収録されています。

あの時の心地よいバラードに満たされる事を期待していましたが…。
アレンジが異なっていたのですね。特にエンディングのアレンジが激変。

悪いとは言いませんが、期待はずれだった事は告白しておきます。

近年の谷山さんの歌のほとんどが
『編曲:石井AQ・谷山浩子』と書かれているので、
谷山さん本人の嗜好やイメージがふんだんに活かされていると思うのですが、
石井AQ氏は、もっと谷山さんに“可能性”を提供すべきだと
筆者は思うのです。

別に、万人受けする商業ポップスを書けというつもりはありません。
しかし、コアなファンだけにディープに愛されていればよいのであれば、
DVD『うたのえほん』のスペシャルフィルムに収録されている
谷山浩子さん本人のメッセージには、矛盾を感じるのです。

ラジオドラマ、カセットテープに録音しておいたけど、
カセットプレイヤーは外しちゃったからなぁ。。。
ぜひあのアレンジで『MOON SONG』、本人に歌ってほしいのです。

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