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2011年7月31日 (日)

忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー 日本武道館 フジテレビNEXTで8月7日再放送

言わずと知れたスーパースター、忌野清志郎。
その、いわゆる「追悼コンサート」である
『忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー 日本武道館 Love&Peace』
が、フジテレビNEXTで、8月7日 16:00~20:00 、再々放送されます。

初回放送は7月の初めだったかな?
2回目がこないだあったのですが、それすら途中からの録画となってしまったので、
今度こそちゃんと予約しよう。
見逃した人も気を付けようねって事で、日記に載せます。

お気に入りのアーティスト、そうでもないアーティスト、
たくさん参加しています。見どころはたくさんあります。
清志郎本人の懐かしい映像も登場しますね。
筆者は生前の忌野清志郎の活躍にはあまり目を向けていませんでしたが、
今となってその影響力にただ関心させられるばかりです。

参加アーティストはフジテレビ公式ホームページでどうぞ。
YUKIも1曲だけ参加していますよー。

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2011年7月30日 (土)

YUKI 同じ手 コード進行

YUKIのニューアルバム、あと1ヶ月で発売されますが、
昨年2月発売の『うれくしっくて抱きあうよ』が色あせる事はありません。
この季節は『WAVE』のほうが似合いますが、
それらに負けじと、どんな季節でも聴きたくなります。

その中で、とても気になる歌があります。『同じ手』。

ギター2本と、YUKIの歌。
とてもシンプルな味付けの歌です。

さて、この歌が何故気になるのか。
大きな要素は2つ。
1つは、歌詞の意味。
もう1つは、稀有なアレンジ(コード進行)です。

歌詞の意味はのちほどコメントするとして、
この歌を引き立てているアレンジについて語ります。

キーは、G♭メジャー。
(G♭と言うべきかF#と言うべきか、迷いましたが、ここではフラットで。)
Aメロとサビはとてもシンプルで暖かみを感じる優しい調です。

特筆は、Cメロです。
Cメロに突入して、JUDY AND MARY 時代を含めても、
YUKI史上最も切なく哀しげなマイナーコードが連続します。
実際にはメジャーコードなのですが、それがマイナー感を一層引き立てています。

『チャイニーズガール』のサビ突入前、
『うれしくって抱きあうよ』の同じくサビ突入前も、
YUKIにしては珍しいマイナー調だなと感じましたが、
この曲が放つ哀しさは格別です。
それは歌詞にも影響されていますが、それはのちほど。

さて、ギターアレンジは、基本、全体を通してアルペジオです。
なので、コードの採譜についてはやや無意味かもしれない名前をつけています。

アルペジオのパターン、イントロは以下のような感じです。
楽譜って筆者は書いた事が無いので、嘘っぱちかも知れません、あしからず。

2011073001

add9 のテンションについては、コード弾きする場合は不要かも。
まぁ実際に弾かれる方々は皆さんそれぞれ聴こえたなりで良いでしょう。

では『同じ手』曲全体のコード進行です。
筆者の聴こえた音をコード化しているだけなので、
正しいとか間違っているとかはあまり気にしないでください。

2011073002 2011073003 2011073004

注目のコードは、 Cm7(-5)
Cハーフディミニッシュとも呼びます。

サビのトニック G♭ から、Cメロのこの Cm7(-5) へと続く心理的な落差、
そしてベース音の半音進行、マイナースケールの『ファイブ・ワン』など、
悲しさ・切なさがここで溢れ出しています。

ちなみに後奏は、前奏と同じパターンの入れ替えにも聴こえますが、
ファイブの長3度が聴こえない気もするし、
筆者がsus4大好き人間である事も影響して、sus4としてみました。


さて、歌詞の内容についてコメントします。
歌詞中の「君の手」の“君”とは、誰なのか。
タイトルの『同じ手』とは、誰と同じなのか。
「早くおいでよ」は、誰がどこに誘っているのか。
何に対して“赦される”気がしているのか。

YUKIの暮らしの中で忘れられない事実と、心の声。
それを想像するだけで、何度聴いても、涙が出てきます。
今そこにある手と、もうそこには無い手。
思い出と現実のオーバーラップ。
今なお罪悪感と共に過ごしているのでしょう。

そんな心の悲痛とも思える叫びが、
このCメロのマイナースケール進行に詰め込まれている気がします。

筆者は幼い頃に家族の1人を失っていますが、
それでYUKIの気持ちが解るなんて言うと、単なる自惚れでしょう。
かつて愛した人も、誰にも理解されない哀しさを背負っていました。
それを癒してあげる事もできず、無力な自分を責めたりもしてします。

でも、YUKIの、背負うには重すぎる悲しい過去と、
それを感じさせない華やかなステージの姿とパワフルな歌声、
そこからチカラをもらって、筆者も生きていこうと思います。

…なんてまぁそこまで重い話にするつもりは無かったのですが、
まぁそんな事を考えてしまう歌、というか
自然に、生理的に涙がこぼれる歌だと思うのです。

アルバムの構成で見ると、この次の歌がラストナンバー。
古い古い外国の劇画のエンディングのようなエフェクトで
甘く切ない余韻を残しながら幕が閉じていきます。
YUKI史上に残る「最高傑作のひとつ」と言えるでしょう。

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2011年7月22日 (金)

谷山浩子 Blu-spec CD 第一弾いよいよ発売

いよいよ、谷山浩子さん初期作品の Blu-spec CD が発売されました。
まずは第一弾、どっさり8枚、配達されてきました。

見た目の質感は、まぁまぁ。よくある紙ジャケの製品ですね。
盤面の印刷はアナログレコード盤を模したデザインですが、
高級感には欠ける感じかな。歌詞カードも、まぁ普通です。

そんな事より、肝心なのは音質です。
初めて聴く、 Blu-spec CD 。どれほどのものなのでしょうか。

まずは、1983年に発売された、『猫の森には帰れない』のCDを聴きます。

そして盤を入れ替えて、
いよいよ、2011年の『猫の森には帰れない』を聴きます。

その結果! 結果…? 結果。。。

うーん、違いがよくわかりません(汗)。
けっこう良いイヤホンで聴いているのですが、
特に「すっげー!」とかそういう違いを感じ取る事はできませんでした。

強いて言えば、左右への分解力とか低音の再現性が上がったような
気はするのですが、おそらく期待感から来るもので、
もし利き酒ならぬ“利きCD”をやると、
どっちがどっちだか解らないでしょう。

なーんだーかなりがっかり。
製品としてのアドバンスは感じられませんでした。

それでも、第2弾・第3弾の予約を取り消すつもりはありません。
何故か? 谷山浩子さんのファンだから。理屈じゃないのさっ。

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2011年7月18日 (月)

谷山浩子 ニューアルバム 『夢みる力』 9月14日発売決定

タイトルの通りです。
最近はいろんな歌手に楽曲を提供してきた、谷山浩子さん。
それらを自らの歌声でオリジナルアルバムとしてくれるみたいです。

もちろん谷山さんのみのオリジナルもありますね。
注目は『NANUK』でしょう。
DVDと同じバージョンかどうかはわかりませんが、
音楽ソースとして存在していなかっただけに、これは期待大です。

Blu-Spec CD 第3弾と同じ日に発売って事で、
なんだか集大成的な雰囲気になってきましたね。
まずは今月の Blu-Spec CD 第1弾、楽しみに待ちましょう。

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2011年7月13日 (水)

坂東慧 『Happy Life!』 7月13日発売

現在の T-SQUARE のドラムス、坂東慧くんが、
遂にソロアルバムをリリースしました!
『Happy Life!』。全10曲入りです。

ドラマーが、作曲・編曲・プロデュースをする、と聞いて
真っ先に思い出すのは、神保彰さんですね(とゆーかそれしか知らない)。
神保さんの近年のソロ作品は、ジャズの雰囲気を強めているのに対し
(「対し」って表現は不適切ですが)、
坂東くんの初のソロアルバムは、あくまでもフュージョン。
元 T-SQUARE のサックス/EWI奏者・宮崎隆睦さんが10曲中9曲に参加している為、
T-SQUARE 色の濃いアレンジ、という感じです。

坂東くんのソロと言えば、グランツーリスモシリーズ。
何曲か入れてくるかな?と思いきや、案外少なく、1曲だけでした。
3曲目の『Afterglow』ですね。
キーやアレンジを変えているところも、一粒で二度おいしいって感じですね。
ただ、グランツーリスモ5バージョンのアレンジも良いので、
それを超えているかというと、ちょっとビミョーですが。
特にベースラインはグランツ版の圧勝です。

さてこの『Afterglow』のピアノ演奏には、
同じくグランツーリスモシリーズに楽曲提供している佐藤雄大さん。
佐藤雄大さんのグランツの曲も素晴らしい作品がたくさんあります。

このアルバム中でオススメなのは、その佐藤さんがピアノで参加している
もうひとつの曲、7曲目『Peace』です。

もうひとつの魅力が、ベース参加の、櫻井哲夫さん。
こうくるとやはり真っ先に思い出されるのは、『JIMSAKU』ですが、
このアルバム中の作品は、そのようなスリリング&アクロバティックな
超絶プレイではなく、しっとりととろける曲での参加でした。
やや残念でもありますが、これはこれでアリ。

ただ、ひと通り聴いた第一印象では、やや「物足りない」かなぁ、と。
曲も演奏も素晴らしい10曲なのですが、敢えて言うと、
メジャースケールのバラード調の曲がほとんどなんですね。

例えば、グランツーリスモ5の『Mesmerism』のようなカッコイィ系や、
『Dark Line』、『Slow On The Uptake』のようなR&B(って言っていいのかな?)
チックなムーディーな曲も書ける才能の持ち主なのですが、
あえてその線は外したのかなぁ。ちょっと残念。

といいながら、もうひとつついでに残念つながりで、
グランツーリスモ5プロローグの名曲中の名曲『Wave Train』の
フルコーラス版を是非入れて欲しかった…と思う筆者なのでした。

なにはともあれ、こうしたコンポーザーがどんどん曲を作ってくれるのは
嬉しいことです。これからもたくさん聴かせてほしいですね。


p.s.
最後に面白くない話題を。
筆者は Amazon でほとんどの音楽CDを買っているのですが、
最近、佐川から日本郵便に変わったみたいです。
その日本郵便にて送られたこの商品、
なんとケース表面にいきなりヒビが入っているではないか!
早く聴きたいから良品交換はしないとして、ここでバラしてやる。
発送から到着まで4日もかかったり、大丈夫なのか日本郵便。
Amazon での予約商品がまだ何枚もあるんだけど、なんだか心配。

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2011年7月 8日 (金)

桑田佳祐 『明日へのマーチ』 シングルCD 8月17日(水)発売決定

タイトルの通りです。あと1ヶ月以上かー長いですねー。

3曲入りとの事。
初回限定生産にはタオルが封入されており、
更にこの収益の一部は東日本大震災復興支援として寄付されるそうな。

これだけ揃って買わない理由は何もないでしょう。
Amazonで検索したら予約を受け付けているので、ポチっとな。

世の中では無料で(何故??)フルコーラス版がダウンロードできるらしいですが、
いくら興味があってもこれには手を出す気になれません。
ラジオも聴かないので、結局、このシングルCDを待つしかないかな。

話変わって、震災復興と聴いて真っ先に思い出すのは、浜田省吾 with R&S 。
こんな時こそ、また創ってくれ!と期待しているのですが、
復興ツアーはしているらしいのですが曲製作のニュースは無いみたいですね。残念。

さて話を戻して、『MUSICMAN』も実はあんまり聴いていない筆者。。。
ニューシングル発売までには頑張って聴かなきゃ。

フルコーラス版のコード進行がどうなっているのかも興味津々です。

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2011年7月 4日 (月)

桑田佳祐 『明日へのマーチ』 のコード進行・60秒版

さきほどアップした、桑田佳祐さんの『明日へのマーチ』のサビ部コード。
早々に、“コード”で検索されている方がご訪問くださっているので、
こりゃ中途半端じゃ失礼だ(?)と勝手に思い、
NTTドコモのサイトで見られる60秒CMの完全版を書いてみました。

キーはFです。

Aメロ:  → Gm7 → C7 →  (2回繰り返し)

とてもシンプルな、受け入れやすいコード進行ですね。
Ⅰで始まって、Ⅱm7→Ⅴ7→Ⅰ。
『ツー・ファイブ・ワン』のケーデンスです。
セブンスは、筆者がセブンス好きなのでついつい聞こえてしまいますが、
実際にセブンスが含まれているかどうかは各自研究してね。

サビ突入:  → Gm → Am (→ B♭)

これは無理矢理コードにするならこんな感じですね。
ギターなどではルートと3度上だけを鳴らして
おーもーえー」と歌ってもしっくりくると思います。
カッコの中はサビ部最初の音です。

サビ前半: B♭ →  → C/B♭ → Am7 → Dm7 (2回繰り返し)

さきほどアップしたものと同じです。
C/B♭」はギター1本だと「C7」なのかな?
ベース弦をうまく「B♭」と弾くのかな? ギタリストさん頑張れ。

サビ後半: Gm7 →  → E♭ → C7

恐らく多くの人が知りたがっているコードが、「E♭」でしょう。
ダイアトニック環境に無い音が出てきました。このあたりがさすがですね。
Ⅱmである「Gm」の3音を、3rd・5th・7thに見立てた場合の、根音が「E♭」。
トニックに向かってケーデンスの効果をより高めるエッセンスですね。

ちなみに筆者的には、「」と「C7」がこの通りなのかどちらも「C7」なのか、
はたまた全然違うのか、よくわかりません。
飛び石で同じコードが続くのは好きじゃないので、
セブンス要素で表現を変えてみました。

また、このCMで最後に聴こえる、フェードアウト気味のコードは、
どうやらⅣ、「B♭」のようです。
Cメロが待ち構えているのかな? いや恐らくは、
フィニッシュの為のケーデンス『ファイブ・フォー・ワン』の『フォー』でしょう。

という訳で、60秒の弾き語りでは、以下のようになりまーす。

 → Gm7 → C7 → 
 → Gm7 → C7 → 

 → Gm → Am   (※「おーもーえー」の部分です)

B♭ →  → C/B♭ → Am7 → Dm7
B♭ →  → C/B♭ → Am7 → Dm7

Gm7 →  → E♭ → C7

 → Gm7 → C7 → B♭ → Fadd9   (※後奏、フィニッシュです)

※最後の「Fadd9」は想像、アンド筆者の好みです。ポロリ~ンと弾いてね。

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2011年7月 3日 (日)

桑田佳祐 『明日へのマーチ』 のコード進行・サビ部と下ハモ考察

NTTドコモのスマートフォンのCMで流れている、桑田佳祐さんの歌。
『明日へのマーチ』という曲だそうです。
ダウンロードの世界では入手可能なのかな?
筆者はコンパクトディスク派なので、まだ手に入れる事ができません。
早くCD化してくれー。

さて、CMの15秒で流れている、サビ部分。
甘く切ないメロディーに、やはり定番の下ハモが絡み、切なさアップです。

さぁ今回はこの『明日へのマーチ』のサビ部分を素材にして、
なぜ下ハモがグッとくるのか、何故下ハモは難しいのかを検証しましょう。

その前に、避けて通れないのが、音楽のからくりです。

まずは、“ダイアトニック環境”から。これも避けて通れません。
『憂鬱と官能を教えた学校TV』を観た人は、もう大丈夫ですね?

下の鍵盤の画で説明しましょう。

2011070301_2

Cメジャースケールと、Aマイナースケール。
どちらも使う7音は、全く同じです。
全く同じ7つの音を使うのに、
の「ドレミ~」は明るく、Amの「ドレミ~」は暗い印象ですね。

“ダイアトニック”の“ダイア”とは、“Dual”“Duel”が語源だとか。
要は「2つの」みたいな意味ですね。同じ音を使って2つのスケールが書けますよ、と。

で、Cスケールを「ドレミファソラ」と弾いていくと、
6番目の音『』が『』である事が判りますね。

この“6番目の音”が今回の重要なポイントです。

メジャースケールの6番目の音、『』を、『』に置き換えて弾くと、
あら不思議、ちょっと悲しげなマイナースケールになるのですね。


さて次に進みましょう。次はコード進行の定番を理解します。

筆者が好きなアーティスト、浜田省吾。
その中でもお気に入りの歌、『J.BOY』。
キーはAマイナーです。そしてイントロのコード進行は、

    → G/F → Em7 → Am7

です。2番目の「G/F」は、まぁ要するに「G7」ですね。
G7のセブンスの音=をベースに持ってきたため、
ベースラインはと動かない、これがまた大切なエッセンスですね。
…という話は本題から逸れるので置いといてー、

実は『J.BOY』、曲全体の大半が、このコード進行で終始します。
もうこればっかりと言い切って問題ないでしょう。
イントロもAメロもサビも間奏も、全部コレ。でも名曲ですねー。

さぁ、このコード進行を、四度圏表で表現するとどうなるか。
それが下の絵です。

2011070302

本来はAマイナーの曲ですが、Cメジャースケールと同義であると捉えて、
このような矢印の動きが最もシンプルかと思いました。

いわゆる「ケーデンス」のひとつ、『フォー・ファイブ・ワン』ですね。
『フォー』から『ファイブ』に進行し、次に『スリー』に行くのですが、
『スリー』と『ファイブ』は瓜二つ。そして『シックス』=『ワン』です。

なお、『フォー』のメジャーセブンス要素は、『J.BOY』には無いです。

マイナースケールとメジャースケールをごっちゃにして書いているので
かなり雑な(邪道な)説明になっていますが、ド素人なので御容赦を。

重要なのは、一番てっぺんの『』と『Am』は
どちらもてっぺんなんだ、という事です。

このコード進行、一種のケーデンスのひとつとして、
いろんな曲に再利用されていますね。
筆者は密かに『Jコード』と呼んでいます。


さて、やっと本題に戻ります。『明日へのマーチ』のサビ部。
この曲は、Fメジャースケールですね。
サビ部のコードは、以下です。(正確には「以下だと思います」。)

   B♭ →  → C/B♭ → Am7 → Dm7

2番目の「」と、3番目の「C/B♭」は、
もしかしたら一緒に「C7」と表記されるのが正しいかもしれません。

さてこれを四度圏表で見てみましょう。

2011070303

ほら、『Jコード』ですね。
最初の『フォー』は、きっとメジャーセブンス要素が無いと思いますが、
次に『ファイブセブンス』に行って、
『スリーマイナーセブンス』、『シックスマイナーセブンス』へと
動きます。これでケーデンスが形成されています。

曲全体のキーがメジャースケールでもマイナースケールでも、
全く同じコード進行が成り立つのですね。

そしてこのサビ部のハモリは、ずーっとシンプルに“下3度”を追いかけます。
サビ突入部分のメインが「ミファソラー」なのに対して、ハモリは、
下3度の「ドレミファー」。ただ「ドレミファー」と歌うだけなので、
出だしはチョー簡単ですね。

しかし、『スリー』→『シックス』の部分は、踏み外しやすいですね。
まず「わすれがたき~」の部分の下ハモ部分。
わす」の音は「」ですが、コードはまだC7なので、出てこない音です。
わすれ」の「」の音がベース音の『B♭』なので、拠り所にできるかな。

さらにハイライト、『Dm7』の「るさとー」。ここが肝ですね。
るさとー」の下ハモは、「ラシドー」です。

ここで冒頭のダイアトニックの話と結びつくのです。
Fメジャーの「ドレミファソラシド」の、6番目からの「ラシド」は、
Dマイナーの「ドレミ」と全く同じ。これがダイアトニック。

言い換えると、下3度おっかけは、この『6度』・『シックスマイナー』の
為にあると言って過言ではありません。

ちなみにメジャースケールの下ハモというと、
『下4度』が正解ですね。こっちのほうが難しいと筆者は思うのです。
まぁ、コードに置き換えると、7種類のうち4種類はマイナーコードだから
下3度でもしっくり来る場合もあるのですが、
メインメロディーが「ソファミレドー」と下って根音に落ち着いた時、
下3度を追いかけて「ミレドシラー」なんて歌っちゃった日には、
」と「」がぶつかってマイナーキーに。でもコードはトニック。
あれれ、なんかおかしいでっせ、という事になります。要注意。

ちゃんと分析していませんが、スピッツなどは、
この「シックスマイナー」を多用した進行が多いのではないでしょうか。

下ハモの苦手意識を克服するきっかけになれば幸いです。

ってこんな説明で何人が理解できるのかっ!? ごめんなさい。。。

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2011年7月 2日 (土)

うれしくって抱きあうよ [Blu-ray]

YUKI concert tour 2010 "うれしくって抱きあうよ" のブルーレイが発売されています。
発売日は3月23日。先日、やっと全て観る時間を作りました。

Amazonのカスタマーレビューでは、
カメラが遠い、画質が良くないなど、やや残念な声が並びます。
もちろん、「でもYUKIのパフォーマンスは最高だ」と異口同音に続くのですが。

さて、筆者が見たところ、まぁ確かにカメラが遠い(YUKIのアップが無い)し、
画質は、他のライブBlu-rayを観た事が無いのでどれだけ荒いのか不明ですが
(ライブ会場のような暗い場所でくっきり鮮明に録画する装置って。。。)、
さほど不満というものではありません。

しかし、しか~し。。。 観てみてびっくり、「なんじゃこりゃ」仕様が判明!!

なんと音声が『STEREO/リニアPCM』なのです!!

おいおいマジかよ! この時代に TrueHD でも DTS HD でもなく、
それどころか5.1chサラウンドでもないなんて。ちょっと(いやかなり)信じられません。

ライブこそ5.1chサラウンドだと思うのですが、
YUKIの歴代のライブDVDは、どうやら全てステレオみたいですね。なんでだろ。

さて肝心の内容そのものはどうでしょう。
まぁ言うまでもなく素晴らしいですね。
このあたりは言っても言っても無意味なので省略。

敢えてイマイチだった点を挙げてみましょう。

2つ感じた1つ目は、後の "The Present" とほぼ同じアレンジ・構成だった事。
同じくステレオ2chのライブCDと、ざっくり言い放つと“同じ”です。

2つ目は、ちょっと「いぃ子」アレンジが多すぎるかな。
『JOY』『WAVE』の頃の、ドッカーンなアレンジよりはこちらのほうが好みですが、
後半に入ってもピアノ&ストリングスの優等生的アレンジが濃く、
お客さんはみんな爆発したくてウズウズしてんのに大丈夫?なんて余計な心配も。

どのくらいカットされているかは、実際に観に言った人からの証言を集めるしか
無いのですが、確かにMC全カットというのはライブ盤としてどうか、ですね。
過去には曲そのものが収録されないという作品もあったようで。。。なんでだろ。

でも、最後は異口同音。YUKIのパフォーマンスは最高です!

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