« 忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー 日本武道館 フジテレビNEXTで8月7日再放送 | トップページ | やっとスマートフォン »

2011年8月14日 (日)

みえるだろうバイストン・ウェル コード進行

以前、アニメ『聖戦士ダンバイン』のエンディングテーマ
『みえるだろうバイストン・ウェル』が名曲だと書きました。

その名曲は、いかにして構成されているのか。
最近のマイブーム・コード進行のを解析してみます。

すると意外な事実を発見。なんと転調してるんですね。
普通、すぐ気付くのかな。。。 筆者はようやく知る事ができました。

さっそくコードを。もちろん合っている/いないは不明、
筆者にはこう聴こえた、という程度ですので悪しからず。

まずはイントロです。
アニメのエンディングには無い部分なので、知らない人は無視無視。

キーは C です。

C  F/C  G/C  F/C  C  F/C  G7

分数コードだらけですが、要するにベースが C で固定されてるよ、
という事ですね。で、最後は G で、Aメロ冒頭の C に落ち着く、と。

次はAメロです。キーは C です。

C  Csus4  C  C  
C  Csus4  F  G♭m-5

Csus4 は、実は F ではないかと密かに思っているのですが、
ベースが C のまま進行するので、コード的にも Csus4 のほうが
雰囲気が出てよいかなーと思い、 Csus4 と書いています。
また、最後の G♭m-5 は、最初は D7/G♭ に聴こえたのですが、
D の音が聴こえない(無くてもよい)と思った為、D抜きにしてみました。

さあBメロです。実はここで E♭ に転調するのですね。
この曲が名曲である理由のひとつです。

Fm7  B♭7  E♭△7  Csus4 C
Fm7  B♭7  E♭ Bm-5 Cm7  Fm7  Dm7  G7

コード進行そのものは、ツー・ファイブ・ワン、そしてシックスメジャー
という、よくある進行なのですが、まさか転調していたとは。
ちなみにベース音は省略しています。
このコードが読めて楽器で弾ける人なら、ベース音は解るよね。
2行目真ん中の Bm-5 は、ベースラインから言うと Ddim なのでしょうが、
A♭の音が聴こえないので、Bm-5 にしてみました。
後半の「Dm7G7」のところでキーが C に帰ってくるんですね。

サビです。ここも聴けば聴くほどいろんな風に聴こえるので、筆者の思い込みで。

C  C  Cadd9  C7add9
Am  Am  Dm7  G7
C  C  Bm7  E7
Am  Am/
A♭  Am/G  Am/G♭
Dm7  Dm7  A♭dim C7(9 11)

まず1行目。add9はお好みで。
セブンスコードは、きっと鳴っているのですがとても薄いです。
次のAm(シックス)に移るための強い動機を持っているので、
さりげなくエッセンスとして響かせたいですね。

そして、この曲が名曲たる理由のひとつ、シックス進行。
そんな言い方があるのかどうか知らないけど、いま勝手にそう呼びます。

四度圏表で見てみましょう。

2011081401_2

ワンとシックスはどちらもてっぺんである、という理論から、
Bm7E7Am」「セブン→スリー→シックス」は、
マイナー環境の「ツー・ファイブ・ワン」なんですね。
Bm7-5じゃなくてBm7だったり、Em7じゃなくてE7だったりするのは、
「マイナー環境には3種類あるのだ」というスケールを知ると
なぜこのコードなのかが理解できますし、
だからこそこのコードがグッとくる要因になってるんですね。

このテクニックはいろんなところに使われていますね。
例えば最近の筆者の記憶でいうと、YUKIの『歓びの種』のサビ。
キーはFで、『FEm7-5A7Dm』という進行がそれですね。
けっこうシンプルだけどグッとくる。筆者の好みです。

最後からふたつめのディミニッシュは、
前後の流れからコード的に言うと「Ddim/A♭」ですかね。
そしてフィニッシュの C は、もうお好みでどうぞって感じ。
テンションをどれだけ重ねても何故かこの曲は似合います。
筆者の感覚が麻痺しているのか!?
バイストン・ウェルが見えているのか…。アブないアブない。

繰り返しますが、ベースラインは無視しています。
実際のベースの旋律がもっとアグレッシブだったら
更に素敵な曲なのですが、シンプルすぎるのが残念。

あ、ちなみに、シングルには後奏があるのですが、
ちょっと懲りすぎ感があって美しさに欠けるので、
コード解析は省略します。なんとわがままな。

|

« 忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー 日本武道館 フジテレビNEXTで8月7日再放送 | トップページ | やっとスマートフォン »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー 日本武道館 フジテレビNEXTで8月7日再放送 | トップページ | やっとスマートフォン »