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2015年5月31日 (日)

名盤紹介★『 フィールド・ソング THE FIELD SONG 』 村松健

The_field_song_a500

お気に入りの音楽はたくさんあるけど、生涯で1枚の音楽アルバムを選ぶとすると、やはり村松健さんの9枚目のアルバム『フィールド・ソング』でしょうか。

1989年3月21発売。筆者は、このアルバムを聴いた時期が、初夏、梅雨の頃の晴れた日、という時期だったので、この季節になるととても聴きたくなります。

ピアノと、シンプルな楽器や電子音を織り合わせるという構成は、5枚目『夏のぽけっとに』、8枚目『おいしいお茶の入れ方』のスタイルを踏襲していますが、この9枚目は、生演奏にこだわっている印象を強く受けます。
フルート、オーボエかな?ファゴットかな?という木管楽器から、ストリングス、パーカッションなど、とても心地よい有機的な仕上がりになっています。

1~4曲目は、とても美しい、今までの村松健さんのミュージックとして、安心して聴いていられます。
5曲目『遠い面影』から、夢の世界へといつの間にか迷い込んでいくような、ある種の“魔力”とも言えるチカラを感じます。8分10秒という長い曲の間に、徐々に、瞑想にも似た、禁断の扉を開けて精神世界へと落ちていくのです。

6曲目『素直になれたら』はシンプルなピアノ曲。7曲目『あの角を曲がれば』のエレピ、ピアノ、サクソフォン(かな?)、パーカッションが奏でる切ない響きが夢の世界へと更に誘います。
8曲目『パープル・ストリーム』では、オーボエ(でしょうか。ファゴットにしては音域が高いですよね?)とピアノの見事な融合がとても美しい、切なく儚い調べが深く深く深層心理にまで沁み入ります。

そしてクライマックスは、9曲目『あかね色によりそって』と、10曲目『星が生まれる丘』。

9曲目『あかね色によりそって』の、静かで、かつ情熱的な、ピアノ、ストリングス、パーカッションの織り成す音楽は、神秘的で、精神が浄化されるような、幻想の世界へ導いてくれます。“美しい”音楽の象徴とも言えるでしょう。この美しさを超える音楽には、これから生涯出逢う事が難しいとも言えます。

10曲目『星が生まれる丘』。ピアノのみの、とても厳かな、神秘に満ち溢れた曲です。深い精神世界の奥底で見る満点の星々を連想させてくれます。純粋すぎて心が痛むような、言葉では言い表せない、美しさと摂理の原点が見える気がします。

11曲目『遠い面影 -昨日と同じ今日-』で、禁断の精神世界に迷い込んだ自我が、ハッと我に帰る瞬間です。

このアルバムがソニーの復刻シリーズでリマスタリングされ再販される事を願うのですが…。そこまでの支持が無いのかな?
もちろん廃盤扱いなので、今からゲットしようと思うと、程度のよい中古品を探すしか無いのが実情です。皆さん頑張ってリクエストしてね。
http://www.sonymusicshop.jp/m/sear/groupShw.php?site=S&ima=4159&cd=O


フィールド・ソング  THE FIELD SONG

1. フローティング -睡蓮の開く朝-
2. フィールド・ソング
3. 雪どけ水
4. 虹が消えないうちに
5. 遠い面影
6. 素直になれたら
7. あの角を曲がれば
8. パープル・ストリーム
9. あかね色によりそって
10. 星が生まれる丘
11. 遠い面影 -昨日と同じ今日-

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2015年5月30日 (土)

ラブライブ!特典付き前売券第3弾のユニット曲が凄い

5月23日(土曜)から、ラブライブ!劇場版の特典付き前売券第3弾が発売されました。第1弾、第2弾はともに発売即完売だったそうな。グッズにはあまり興味の無い筆者は完全スルー。第3弾も気に留めていませんでした。

ところが!第3弾の特典は、音楽CDとの事!全3種!! これを知ったのは5月23日から数日経った時だったので、このショックは計り知れません。。。
ただ、そのショックはほんの数分。ネットによると、かなりのタマ数が用意されているらしく。まだまだ在庫は豊富みたいです。

という訳で、いちかばちか、映画館に行ってみたら、なんと余裕で買えました。あーよかった。

いつも思うのですが、ラブライブ!の楽曲は、市販CDより、特典CDのほうが、クオリティが高いのです。それも格段に。例えば2014年は lily white 『同じ星が見たい』が衝撃的な出来でしたね。そして今回のユニット曲3曲も例外ではありませんでした。

Printemps MUSEUMでどうしたい?
  作曲:畑 亜貴  作曲・編曲:増田武史

爽やかなポップチューン。よくあるコード進行ですが、この「よくある」が重要なのです。夏にピッタリですね。Bメロ→サビで C→A に転調しますが、イヤミ感は無く、爽やかさが持続します。

BiBi 最低で最高のParadiso
  作曲:畑 亜貴  作曲・編曲:木村有希

さすがBiBi。カッコイィです。サビがキャッチーなのは当たり前として、その導入(Bメロ)の持ち上げ方がさすがです。スポットで参加されるコンポーザーは、転調が(ほとんど)なくて安心して聴けますね。

lily white 乙姫心で恋宮殿
  作曲:畑 亜貴  作曲・編曲:三浦誠司

期待通りの、あのテイストです。イントロ部は、まさに80年代のあの3人組。(70年代の西ドイツの3人組ではありません。むしろそっちに激似ではあるけど…。) ただ、転調がキツくて、筆者はちょっと興醒めです。何度か聴いて慣れるまではツラいパターン。でもイントロとエンディングは素晴らしいので後味は悪くありません。

6月はいよいよ劇場版公開、7月には3週連続シングルリリース。どこまで盛り上がるのか楽しみです。

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2015年5月27日 (水)

μ’s Best Album Best Live! Collection II 、オリコン初登場1位!

μ’s Best Album Best Live! Collection II 、ランクインと共にいきなりデイリー1位に輝きました! すごい勢いですね。いろんな商品やお店のコラボも増える一方で、劇場版に向けてテンションも加速しっぱなしな勢いです。

しかし、このベストアルバム、1stと合わせても、今年初めに筆者が作成した、プレミアム・アソートメントには及ばないでしょう。

★ 怒涛のCD12枚組!!
★ Songs 92曲!!
★ Off Vocal 88曲!!
★ 『START:DASH!!(ことほのうみVer.)』は世界で唯一(推定)のTV#3-Mix!!

我ながらこれは凄い。
これにソロMixも加えると…。以下略。

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2015年5月10日 (日)

アルバム『夏雲ノイズ』の『view』はモノラル音源?

思えば、スキマスイッチのアルバムはカーステレオでしか聴いた事がない気がして、HAP-S1に取り込んで久々に聴いてみました。
まずはファースト『夏雲ノイズ』。

期待通り、出てくる出てくる、鮮やかななディテール。
特に、ブラスとパーカッションの躍動感が素晴らしいです。

…と楽しく聴きながら、問題の4曲目、『view』。
突然、モノラル音源になったかのような、狭い感じの音になっちゃいます。
なんだこりゃ?
カーステレオで聴いていたぶんには全然気づきませんでした。

デビュー曲で、この曲だけ、マスターがこの程度なのかな?とか勘ぐりながら、
ベスト盤『グレイテスト・ヒッツ』もリッピングして、聴いてみる事に。

すると、見事に左右の分離が綺麗で、ピアノもギターもちゃんと独立しています。
このベスト盤は全曲リマスタリングとの事なので、ちゃんとしたマスターがあるって事ですね。

という事は、『夏雲ノイズ』に収録されている『view』のモノラル感は、意図的?
いやいやいくらアルバムスペシャルとは言え、これはヒドいでしょう。

という訳で、ここからがハードディスクプレイヤーならではの愉しみかた。
『グレイテスト・ヒッツ』の1曲目『view』のflacファイルを『夏雲ノイズ』フォルダにコピーし、タグを触って4曲目としてHAP-S1に上書きします。これでファーストアルバムの『view』も救済されました。

シングル盤はいったいどうなってるんだろう…。

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2015年5月 9日 (土)

Printemps『ぷわぷわーお!』と まにきゅあ団『ぷあぷあ』の類似性

この2曲は似てますよね。

と言っても、この2曲の音源を持ってて聴き比べている人が世界に何人いるのか!?

それが言いたかっただけです、失敬。

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2015年5月 8日 (金)

HAP-S1で、改めてサザンの“濃さ”に惚れる!

さて、大型連休も終わっちゃって音楽をじっくり聴く機会激減のブルーな気分ですが、HAP-S1の話を続けます。

サザンの10年ぶりニューアルバム『葡萄』。聴いた人も多い、よね?
1曲目『アロエ』から、全く新しい、でも「いつものサザンと変わらない」、レトロモダンとも言える新鮮な音楽との出会い。
全曲、メインメロディーもアレンジも味付けも、懐かしくも新しいサザン・サウンドで、ウットリです。
はっきり言ってしまって、浜省のアルバムより、のめり込み度は、格段に高いのが事実。

これを機に、サザンの往年のアルバム達も、CDから取り込んでFLAC化していこうと決断。徐々に進行しています。

FLAC化で HAP-S1 にて聴いて新鮮な発見が、これまたやっぱり、楽器ひとつひとつの分離・独立が、とてもクッキリしている事。
サザンオールスターズの楽曲って、サイドギターが、右の耳の端っこで鳴っている歌がたくさんあるんですね。『世に万葉の...』まで遡って聴いていますが、同じ傾向にあります。
また、サザン独特の、たくさんの楽器やシンセが幾重にも重なり合った濃いアレンジも、ひとつひとつの楽器サウンドに集中して何度でも聴きたくなるような中毒性を感じてしまいます。

さてまだ過去には10枚のアルバムが待ち受けています。途中からMD→CD-Rの音源になっちゃうけど、まぁ仕方なし。ハイレゾ配信を待ちましょう。そしてシングル全曲も、いつかはリマスターでハイレゾ配信してほしい!!

現在、HAP-S1 の中には、サンプルを除いてやって1,047曲。あとまだ何倍ものCD音源が部屋の中で待ってます。ひー。

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2015年5月 7日 (木)

佐野元春のアルバム、ハイレゾ配信

佐野元春の、デビューアルバムから13枚のアルバムが、moraで発売されています。

イッキに全曲大人買い!…なんていう財力はまったく持っていないので、毎月アルバム1枚分づつ、ちびちびと買う事に。

思えば、まだ社会人3年目、かな。オーディオコンポーネントをひと通り一気に買い揃えて、その中の機器のひとつが、MDレコーダー MDS-JA3ES でした。それから怒涛のレンタル&ダビング。浜省、ユーミン、佐野元春、サザン、B's、ミスチル、その他もろもろ、100枚以上のMDにダビングしたものです。
そして時代は流れ、PCが主流に。CD-Rで音楽CD自作なんてのができるように。更に時代は流れ、ミニディスクも衰退の頃になると、MD音源をUSB接続でwave取り込みできるというMDウォークマン MZ-RH1 なんて製品も登場したりして。必然的に、筆者が所有する音源の中には、

1) レンタルしたCDをMDにダビング
2) MDウォークマンでPCにwaveファイル保存
3) それらを集めてCD-Rに音楽CDとして作成
4) 更にカーステレオ用にiTunesでmp3ファイル化

なーんていう、なにやってんのかよくわからない状態になっちゃってるものも多くあります。

それでも、ATRAC圧縮音源を再び44.1kHz/16bitのwaveファイルにしても、まったく不満を感じない音質だと思っている筆者。CD購入に踏み切ったアーティストは、あまりありません。

そんな中、いつかハイレゾ音源が発売されたら揃えたいと思っているアーティストのひとりが、佐野元春。

まずはデビューアルバム、『BACK TO THE STREET』。10曲3,200円。しかし、ライナーノーツや歌詞カードなどの類は一切付いてこないんですね。なんじゃそりゃ。
さて肝心の音楽は、正直言って、CD→MD→CD-Rの音源と、ほとんど違いを感じませんでした。強いて言うと、あの頃より高いお金を出して買った新しめのイヤホンの性能のおかげでいろいろ聴こえる、といった程度、かな。

そしてセカンドアルバム『Heart Beat』。前回購入分と同じ 96.0kHz/24bit のFLACファイルですが、こちらは、目の覚めるような世界が待っていました!

まず、左右の分離が凄い! なんだかんだ言っても、CD→MDダビングでATRAC圧縮された時点で、左右の分離が甘くなっていたのかもしれません。
イヤホンで聴くと更に、今まで何十回聴いたかわからないほど聴きこんだこのアルバムでも、左と右に分けられた、ギターとピアノ、そして左右を自由に動き回るパーカッションの音が、新鮮に聴こえるのです。
特に3曲目『バルセロナの夜』のイントロのエレピ。左右にオートパンで鳴り響くこの音が、すごい分離でもって脳内を渦巻きます。
8曲目『君をさがしている (朝が来るまで)』も、右と左でこんなにハッキリとギターパートが分かれていたなんて、気づいていませんでした。

ハイレゾの恩恵というより、今まで筆者が聴いていた音源がプアだっただけの話ですが、それでも、20年以上前に聴きまくっていた青春の音楽が、いまこうして新鮮に甦る感動は、素晴らしいです!

あーこうしてまた聴いていると、早く次々に手に入れたくなる…。ヤバいヤバい。

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2015年5月 6日 (水)

ハイレゾ耳?

世間では“英語耳”という言葉がありますが、音楽的な聞き取り能力にも、順応性というか聴覚のレベルアップがあるような気がする、今日このごろの筆者なのです。

今までのオーディオ環境も、決してプアではありませんでした。CDプレイヤー「CDP-XA3ES」、アンプ「TA-FA3ES」、スピーカー「SS-G33」の組み合わせは、豊かで広がりと深みのある音を奏ででくれました。

でも、去年からのオーディオ環境「HAP-S1」と「ZENSOR 1」の組み合わせでは、前述の環境では聞こえなかった、ソリッドでキレのある、出しゃばらず上質な、奥行きの深い低音と、伸びやかで繊細な高音、シンバルの振動やウッドベースの筐体のナリまで感じさせてくれる解像感、ちっちゃなシンガーがすぐ眼の前に居るかのような不思議で目の覚めるようなボーカル、などなど、今まで聴こえなかったような世界が開けた印象なのです。

目を閉じて聴いていると、時々、ハッと驚いて目を開けてしまう事も。音だから見えるハズないのに、「なんだ今の音響は!?」と思わず無意識的・反射的に目を開けて確認したくなるのです。不思議ですね。

ただ、筆者の HAP-S1 の中には、ハイレゾ音源はあらかじめ入っているサンプル楽曲しかなく、それらの音楽ではそこまでハッとするものを感じられませんでした。好みなんですかね。

ハイレゾ音源、買おうかなー、でもCDと大して違いないからなー、自分の耳じゃ分からないレベルなんだろうなー… とぼんやり考えていると、なんと、実は既にハイレゾ環境が揃っていたではありませんか。

構成は、以下。初期型のプレイステーション3と、2年ほど前に買ったマルチアンプ「STR-DN2030」、そしてフロントスピーカーは「SS-G33」です。
音源は、最近のT-SQUAREのアルバム。通常CDとSACD音源のハイブリッドディスクになっているので、まったく同じ曲で聴き比べる事ができます。

2015050601

まずは通常CDを再生。STR-DN2030は低音域のイコライザーが低すぎる印象で、筆者の好きな70~90Hzあたりが若干細めな印象なのですが、それでもデジタルらしいキレのある音で演奏してくれます。

続いて、SACDを再生。するとなんと、微妙に、でも明らかに、音の粒というか楽器の位置が、グッとひきしまって独立感が高まるではありませんか。
ハイレゾ音源は、20KHz以上の聞こえない音を再生する事により臨場感が増す…と言われるようですが、筆者はまったく逆で、低音、特にベースの音が、くっきりと独立し、一歩前に踏み込んだような、ピントがバッチリ合っているような、そんな印象…というより聴覚的に違いを感じるのでした。
もちろん、解像感もちょびっと上がった感じで、パーカッションやハイハットなどの音色がクッキリ鮮やかに聴こえる事もトピックです。

…というか、T-SQUAREの安藤さん、SACD普及の為に、わざとそういう味付けをしてるんじゃないの?とうたがってしまうほど、微妙だけど違いは歴然です。

もっとも、これは「聴き比べたら」の話。突然鳴り出した音楽で、どちらの音源なのかを言い当てるのは不可能でしょう。

…なんて事を実験的にいろいろやりながら、スピーカー接続を交換したりしながら、聴いていると、前述のように、なんだか今まで聴いていなかったひと粒ひと粒が、通常CD音源にも関わらず、聞こえるようになっている気がするのです。

ヤバい、これでハイレゾ音源じゃなきゃ満足できないような“ハイレゾ耳”になったら、今までCDで持っている音楽もハイレゾを揃えたくなるのかも!? 足るを知ろう。と言いながらちょっとずつ買い始めてるけど…。

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2015年5月 5日 (火)

プリギャップ内の隠しトラックを上手に分割する

多くの人が使っているであろう、iTunes などの、音楽CD取り込みソフト。
このソフトでは、“プリギャップ”の無音が取り除かれず、前の曲の最後尾に無音部分がくっついてmp3化されたりします。
それを嫌う時は、ひと手間(ふた手間?み手間?)かけて、自分でmp3化しましょう。

もしかしたら、EACでいきなりmp3化できるのかもしれませんが、今回は、“LAME”のGUIソフト、『Lame Front-End』を使います。

途中でwave形式になる為、タグ付けがかなり面倒になる方法なので、皆さんのほうでお好みの手動を編み出してみてください。

(2017年初:更新:waveにするのは面倒なので、『xrecode II』 を使いましょう。『Lame-Front-End』などに入っている 『lame.exe』を指定します。前回ブログで作成した FLAC ファイルをドロップし、mp3に出力するだけ。)

さて、本題です。
この方法だと、単純な「無音のプレギャップ」は取り除いてくれますが、意図的に「プレギャップの中にも音が入っている」という、いわゆる“隠しトラック”が捨てられてしまう危険があります。これを救済するのは、自力。がんばって救済しましょう。

隠しファイルの例として、スキマスイッチのファーストアルバム『夏雲ノイズ』を採り上げます。

『夏雲ノイズ』の、11曲目と12曲目の間には、隠しトラックが存在します。歌詞カードでは“~overture~”と表記されています。遠くから奏でられる、ピアノの、ノスタルジックな切ない調べ。このアルバムの本体とも言えるような、心への浸透を感じます。

iTuensなどでこのアルバムを取り込むと、この曲は、11曲目『えんぴつケシゴム』にくっつきます。

これをお好みの方法で分割するには、フローの最初、EACで「cue+wave」を作った直後に、cueシートをテキストエディタで編集します。

まず、できたばかりのcueシートで、11曲目と12曲目を見てみましょう。

^^TRACK 11 AUDIO  
^^^^TITLE "えんぴつケシゴム"  
^^^^PERFORMER "スキマスイッチ"  
^^^^INDEX 00 42:19:62 ここは無音のギャップ。
^^^^INDEX 01 42:22:23 11曲目の開始点。
^^TRACK 12 AUDIO  
^^^^TITLE "奏 (かなで)"  
^^^^PERFORMER "スキマスイッチ"  
^^^^INDEX 00 46:30:63 ここから『~overture~』始まり。
^^^^INDEX 01 47:26:63 続いて『奏』の始まり。

上の『^』文字は、SPACE(空白)に読み替えてください。
12曲目のインデックス00とインデックス01が、今回の編集対象です。

★手段1:前のトラック後方にくっつける

^^TRACK 12 AUDIO  
^^^^TITLE "奏 (かなで)"
^^^^PERFORMER "スキマスイッチ"
^^^^INDEX 01 47:26:63
11曲目『えんぴつケシゴム』の最後に、『~overture~』がくっつき、11曲目が5分04秒となります。 iTunesなどの取り込みソフトはこれになります。

★手段2:このトラック前方にくっつける

^^TRACK 12 AUDIO  
^^^^TITLE "奏 (かなで)"
^^^^PERFORMER "スキマスイッチ"
^^^^INDEX 01 46:31:30
『~overture~』を12曲目『奏』にくっつける方法。11曲目が4分08秒、12曲目が6分24秒となります。overtureは『奏』の間奏アレンジの為、こちらのほうが自然な仕上がりになりますが、ピアノイントロの頭出しが一発でできなくなります。ちなみに 「46:31:30」としたのは、筆者の好み。

★手段3:隠しトラックを独立させる

^^TRACK 12 AUDIO  
^^^^TITLE "~overture~"
^^^^PERFORMER "スキマスイッチ"
^^^^INDEX 01 46:31:30
この方法が筆者のオススメ。12曲目を『~overtute~』として独立させます。約55秒の曲になります。
^^TRACK 13 AUDIO  
^^^^TITLE "奏 (かなで)"
^^^^PERFORMER "スキマスイッチ"
^^^^INDEX 01 47:26:63
そして『奏』は13曲目となり、ピアノイントロから始まります。 HAP-S1 では完璧に連続して途切れ目がありません。カーステレオのmp3再生では途切れてしまいますが、ノイズだらけの車内では許容できます。

いかがでしょうか?ちなみに Medieval CUE Splitter では、隠しトラックの可能性がある場合、ちゃんと警告してくれるので、とても助かります。しかも、「分割しますか?」と聞いてきてくれるので、[はい]を選べば、隠しトラックを独立させて分割してくれるのです。実は自力で救済しなくてもなんとかなっちゃうんですね。

自力でパソコンにて1曲1曲にタグをつけられる人なら、テキストエディタの編集は意外と簡単です。意のままに分割させたい人はお試しあれ。

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2015年5月 4日 (月)

音楽CDからFLAC形式のファイルを作る

ソニー HAP-S1 に、どんどん音楽ファイルを入れていきましょう。
ただ、mp3だとせっかくのハイレゾ機がもったいない(気がする)、
かと言ってハイレゾ音源はほとんど持っていない、
音楽CDからリッピングしただけのwave形式だとアーティスト名やジャケ画像が出ない…

という訳で、時代はFLAC形式です。
「FLACって何?」という人はいろいろググってみましょう。
簡単に言うと「劣化しない圧縮ファイル」です。

まず、そのためのフリーソフトを紹介しましょう。

Exact Audio Copy
音楽CDを高精度でwaveファイルにリッピングしてくれます。
外部エンコーダーを使ってでFLACファイルにもできます。
曲名を覚えさせた状態でのcue+wave、cue+flac は、最強かも。

Medieval CUE Splitter
cue+wave、cue+flacを、トラックごとに分断してくれます。
プレギャップを取り除いてくれる点がGoodです。

Mp3tag
表形式のタグエディタ。
アルバムアーティスト、コンポーザー、ジャケット画像など、
入力・編集し、FLACファイルに上書きすると、永久保存版です。

それぞれのソフトの使い方は、やっぱりググってね。
丁寧に解説してくれるサイトがたくさんあります。

後は、ソニー製の、HAP Music Transfer。
もちろんネットワーク転送する機器なので、ネットワーク設定が不可欠です。

フローにすると、こんな感じ。

かなり面倒だけど、一度「cue+flac」、ついでに「cue+wave」のセットを保存できれば、後はいかようにでも加工できるので、オススメです。ただし、繰り返しますが、かなり面倒です。持っているCD全てをこの形式でリッピングしようものなら…。あぁ気が遠くなる。

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2015年5月 3日 (日)

ハイレゾ元年 SONY HAP-S1

2014年の秋、ソニーの「HAP-S1」という製品を買いました。

遂にハイレゾゲットだぜ! …というよりは、いわゆるジュークボックス的な製品をずっと欲しがってて、ようやく性能・機能・価格ともに納得できるものだと思ったが故の購入って感じです。

2015050301_haps1_3

SONY HAP-S1

合わせて、スピーカーも新しく買ってみました。スピーカーって本当にピンキリで、実際に聴いてみないと分らないものなので、逆に、後悔してもまぁしゃーないか的なギリギリの高価格帯で選んだ結果、DALIの「ZENSOR 1」という2ウェイに決まりです。

2015050302_zensor1

DALI ZENSOR 1

HAP-S1には、もともと、ハイレゾ音源が何曲か入っています。洋楽、ジャズ、ピアノ曲などなど。ただ、正直言って、「おぉっこれがハイレゾか!音質ハンパねぇ~!!」という驚きはありませんでした。まぁそんなもんなんでしょうね。もし物凄い違いを感じたら、逆に今までは何を聴いてたのか疑わしくなるから、ね。

機能面では、結論から言うと、まさに求めていたドンピシャの製品で感激なのですが、HAP-S1に音楽をコピーする“仕込み”の作業が意外にも大変で、「音楽好きだけどパソコンは苦手」という人はちょっと可哀想に思えるほどハードルが高いです。

そりゃ、iTunesとかで集めたmp3とかをポイッと放り込む程度で良ければ難しくありませんが、そういう人はわざわざこの製品を買わないのでは…なんて思ってしまいます。そういう筆者も、CD音質とmp3音質を聞分けられるかと言われると恐らく無理な部類ですけど。。。

という訳で、次回は、音楽CDを HAP-S1 に取り込む手順を紹介しましょう。

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2015年5月 2日 (土)

浜田省吾『Journey of a Songwriter ~ 旅するソングライター』

10年の時を経て発売された、浜田省吾のニューアルバム。
4月29日の水曜祝日発売という事で、火曜にフラゲした人も多いでしょう。
筆者はAmazonで予約注文して、届いたのは土曜の夜…。Amazonがっかり。

さて、1順聴いた後、なぜ前作『MY FIRST LOVE』をあまり聴かなかったのか、その理由を思い出しました。

それは、“ヌルい”から。

ファンの皆さんにはごめんなさい。でも筆者も、ファン歴30年というれっきとしたファンの1人です。

具体的に言うと、メジャースケールの曲がほぼ全て=ヌルい、という意味です。

筆者が好む浜省の歌というと、すぐ思いつくのは…
ラストショー
MONEY
BREATHLESS LOVE
MY OLD 50'S GUITAR
モノクロームの虹

…といった、マイナースケールの重い歌。
もちろん、甘いバラードやポップで陽気な歌もたくさん好きですが、
“重さ”抜きのアルバムは、なーんか物足りないのです。

…なんて、批判から始めてしまって失礼。
当然ながら、だからと言って「ハズレ」かというと、まったくそんな事はありません。
なんと言ってもこの歌声。10年経っても、20年前からも、魅了され憧れた、純粋にカッコイィ歌声です。

そうして改めて聴くと、この時代の流れで、筆者の音楽の好みも徐々に変わっていて、そういう流れの中、新しい浜省を純粋に歓迎するスタイルを、身につけられそうです。

とは言っても、やっぱり苦手な曲が存在する言も事実。まぁ“捨て曲無し”って訳にはいかないか。。。

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