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2015年5月31日 (日)

名盤紹介★『 フィールド・ソング THE FIELD SONG 』 村松健

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お気に入りの音楽はたくさんあるけど、生涯で1枚の音楽アルバムを選ぶとすると、やはり村松健さんの9枚目のアルバム『フィールド・ソング』でしょうか。

1989年3月21発売。筆者は、このアルバムを聴いた時期が、初夏、梅雨の頃の晴れた日、という時期だったので、この季節になるととても聴きたくなります。

ピアノと、シンプルな楽器や電子音を織り合わせるという構成は、5枚目『夏のぽけっとに』、8枚目『おいしいお茶の入れ方』のスタイルを踏襲していますが、この9枚目は、生演奏にこだわっている印象を強く受けます。
フルート、オーボエかな?ファゴットかな?という木管楽器から、ストリングス、パーカッションなど、とても心地よい有機的な仕上がりになっています。

1~4曲目は、とても美しい、今までの村松健さんのミュージックとして、安心して聴いていられます。
5曲目『遠い面影』から、夢の世界へといつの間にか迷い込んでいくような、ある種の“魔力”とも言えるチカラを感じます。8分10秒という長い曲の間に、徐々に、瞑想にも似た、禁断の扉を開けて精神世界へと落ちていくのです。

6曲目『素直になれたら』はシンプルなピアノ曲。7曲目『あの角を曲がれば』のエレピ、ピアノ、サクソフォン(かな?)、パーカッションが奏でる切ない響きが夢の世界へと更に誘います。
8曲目『パープル・ストリーム』では、オーボエ(でしょうか。ファゴットにしては音域が高いですよね?)とピアノの見事な融合がとても美しい、切なく儚い調べが深く深く深層心理にまで沁み入ります。

そしてクライマックスは、9曲目『あかね色によりそって』と、10曲目『星が生まれる丘』。

9曲目『あかね色によりそって』の、静かで、かつ情熱的な、ピアノ、ストリングス、パーカッションの織り成す音楽は、神秘的で、精神が浄化されるような、幻想の世界へ導いてくれます。“美しい”音楽の象徴とも言えるでしょう。この美しさを超える音楽には、これから生涯出逢う事が難しいとも言えます。

10曲目『星が生まれる丘』。ピアノのみの、とても厳かな、神秘に満ち溢れた曲です。深い精神世界の奥底で見る満点の星々を連想させてくれます。純粋すぎて心が痛むような、言葉では言い表せない、美しさと摂理の原点が見える気がします。

11曲目『遠い面影 -昨日と同じ今日-』で、禁断の精神世界に迷い込んだ自我が、ハッと我に帰る瞬間です。

このアルバムがソニーの復刻シリーズでリマスタリングされ再販される事を願うのですが…。そこまでの支持が無いのかな?
もちろん廃盤扱いなので、今からゲットしようと思うと、程度のよい中古品を探すしか無いのが実情です。皆さん頑張ってリクエストしてね。
http://www.sonymusicshop.jp/m/sear/groupShw.php?site=S&ima=4159&cd=O


フィールド・ソング  THE FIELD SONG

1. フローティング -睡蓮の開く朝-
2. フィールド・ソング
3. 雪どけ水
4. 虹が消えないうちに
5. 遠い面影
6. 素直になれたら
7. あの角を曲がれば
8. パープル・ストリーム
9. あかね色によりそって
10. 星が生まれる丘
11. 遠い面影 -昨日と同じ今日-

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