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2015年6月 6日 (土)

Mr.Children 『REFLECTION {Naked}』発売 ~楽曲のインプレ

Mr.Children 『REFLECTION {Naked}』、FLAC化して HAP-S1で聴きました。全23曲はボリューム満点ですね。

Amazonのレビューでは絶賛・賞賛の言葉がぎっしりと並びます。あまりたくさんの人がベタ褒めすると、かえって過剰な期待や、それを通り越して懐疑的にもなってしまうのですが、筆者の耳や心にはどう聴こえるのでしょうか。

ふた通り聴いた後の、率直な感想は、「あぁ。ミスチルだなぁ。」という、安堵や懐かしさにも似た、静かな満足感、といったところでしょうか。
ド肝を抜かれるほどの衝撃も、感極まり涙するほどの感動も受けませんでした。が、間違いなくこれは名作だと言えます。きっとこれから、聴けば聴くほど愛すべき歌となっていく予感がします。

ウケ狙いの為の奇をてらった仕掛けもなく、バンドサウンドとしてのとてもプレーンな、日本のポップ・ロック。これがとても重要で、なんの抵抗もなく耳や脳、精神に沁み渡る秘訣だと感じます。

それにしても、Webで見る数々のレビューの、まるで何かに勝利したような、何かから解放されたような、不思議な共通点は、どこから来るのでしょうか。

どうやらその答えは、前作『(an imitation) blood orange』、前々作『SENSE』にあるようです。

実は筆者、前述の2枚のアルバム、買ってはいますが、聴いていないのです! なんという事でしょう。

そして数々のレビューでは、この2枚のアルバムが、言葉は悪いですが“問題作”扱いされている印象を受けます。
そこで感じたファンのモヤモヤや鬱憤が徐々に溜まっていって爆発寸前、2年7ヶ月という長いブランクも手伝って、本作で甦ったバンド・サウンド。ここに爆発的な解放感、勝利感を得たのでしょう。

確かに、この『REFLECTION』は、『深海』、『シフクノオト』で感じた、人間の内側が丸見えになったような核心、魂の痛みや脆さ、深い精神世界のようなイメージを、受け継いでいるように思えます。これは単にシャウト曲があるからとかそういう表層的な理由ではなく、この手の音楽を愛する人たちの本質的な快楽や安堵に見事にハマっているような気がするのです。

ある記事では、{Naked} と {Drip} の曲数や提供の方法について、櫻井さんが「僕の悪意」という表現を使っています。真の意味はさておき、そのキーワードだけで、なんだか不思議な納得感を得てしまいました。ただ、それなら {Naked} の売り切れは、やっちゃいけない事ですね。

恐る恐る前作・前々作を聴いてみようかな…。 でもその前にしばらくは『REFLECTION』、ヘビロテです。

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